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温めることが本当に良いのか?

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全般

子供の頃、親にお風呂では「首まで浸かって良ーく温まりなさい」とよく言われました。一般的には今でも良く言います。

3歳年上の兄とお風呂に入った時、「千を数えれたら出でいいーよ」と言われ、何とか千を数えお風呂から出たとたんに倒れたことを記憶しています。

今で言う熱中症ですね。

お風呂の温度は普通40℃弱くらいです。熱いのが好きな方は40℃を超える温度で入っています。

最近の夏の気温40℃近くになることが珍しくなくなりました。夏近くになり外気温が30℃を超え始めると、「熱中症に気を付けて下さい」と注意喚起されます。

「お風呂で体を温めることが健康に良い」とされています。それならば、40℃近い夏の外も十分に体を温めることができるので外にいた方がいいと思います。でも、そんなことしたくないし出来ないですよね。

「液体でお湯の方が熱の伝わりが早いお風呂だったらいいのか?」という疑問が湧かなくてはいけないのですが、子供の頃から「お風呂で体を温めるのは健康に良い」と刷り込まれていますから、誰も口にすることなく夏でもお風呂に浸かっている方が多いです。そして出た後、汗をダラダラかいていますが(笑

「いやいやお風呂はずーっと入っている訳ではないし、気持ちがいいじゃない」と言う声が聞こえてきそうです。

では、どのくらいの時間が良くて、どのくらいの時間がダメなのでしょう?

結論から言って、通常の環境下では温める必要はありません。我々人間は、恒温動物と言って熱を調整できる生き物です。体の中で熱を調整し、特に体に溜まった熱を排熱する機能が多くあり、通常の環境下では外部から入った熱は排熱されます。

熱いお風呂に入ると皮膚が赤くなるのは、皮膚から入った熱を捨てるために皮膚に血液が集中し赤く見えます。血液が熱の運搬をするからです。

動物の身体の細胞は殆どがタンパク質出来ているため熱に弱く、通常の環境下では外部から入ってきた熱は不必要になります。お風呂に入って熱の刺激が心地よく感じますが、体には負担がかかります。温泉などで浸かっている時間が長いほど体がだるく感じると思います。排熱をするのにエネルギーを使うからだるくなります。朝の目覚めが悪い方は長湯をしているかもしれません。寝ている間に体の疲れを取る前に、長湯で入った体の熱を捨てるのにエネルギーを使ってしまうので、疲れが取れず朝を迎えているかもしれません。

お風呂や温泉などでゆったりとすることリラックスことは、脳内物質のセロトニンが出て気持ちの安定が得られ良いとことだと思いますが、体には負担がかかっていると思った方が良いです。

 

 

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INFORMATION 当院の情報

院名
いな中央接骨院
所在地
埼玉県北足立郡伊奈町大字小室9749
セントラルマンション101
営業時間
平日9:00〜12:00/14:30~18:15
(土曜日のみ9:00〜12:00)
日曜・祝日休診
アクセス
埼玉新都市ニューシャトル 伊奈中央駅 徒歩1分
診療時間
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